日本のロックの歴史#007

スーパー・ギターリストの時代

■POWER HOUSE

「ニューロック」を代表するギタリスト・陳信輝が率いる、柳ジョージも在籍した横浜発の本格派ブルース・ロック・バンド。

■フード・ブレイン

日本のジミヘンと評される陳信輝、ザ・フーのジョン・エントウィッスルにも負けない轟音ベーシスト加部正義、そして、元エイプリル・フールの柳田ヒロと元ジャックスの角田ヒロの4人で結成された日本が世界に誇るスーパー・バンド。

■SPEED GLUE & SHINKI

陳信輝（ギター）とルイズルイス加部（ベース）に、フィリピン人のジョーイ・スミス（ドラム、ボーカル）が加わって結成したヘヴィ・サイケ・ロック・バンド。

■SHINKI CHEN

水谷公夫と並ぶファズの巨人・凄腕ギタリスト陳信輝と、柳ジョージ、加部正義、柳田ヒロら屈強なる面々とともに作りあげた1971年の伝説の名盤。このドラッギーで、乱れ、狂い、泣き叫ぶ、情念のギタープレイに、嗚咽せよ。

当時日本のトップギタリスト・成毛滋がフード・ブレイン脱退直後のつのだ☆ひろが、ゲストに江藤勲を迎えて、ストロベリー･パス名義でリリースしたアルバム。

■フライド・エッグ

ストロベリー・パスに高中正義が正式に加入し、スーパー・トリオ・フライド・エッグへと発展した。実は当時、17歳だった高中は、成毛滋に日々レッスンを受け、音楽理論とギター奏法の基礎を叩き込まれていた。